influence

ゴルフによる腰痛では様々な影響が確認されています。また、その影響も人それぞれであり、個別の対応が重要となります。

医療機関に通院しているが改善しない

こちらのお悩みは多く聞かれます。鍼灸院を始め、整骨院、整形外科に通院していても改善が見られない例があります。それはなぜなのか解説していきます。

ラウンドの度に腰痛になる

普段の姿勢や歩き方のクセから腰痛の因子を見つけ出すことが出来ます。ゴルフでは非常の大事な、アドレス姿勢に関しても反り腰になっていたり、前屈に可動域制限があることなどでも腰痛の原因になります。ゴルフボディに関して、正しい知識と治療経験があってこそ、これらの腰痛に対してのアプローチが出来ます。

痛み止めを服用してゴルフをしている

これはゴルフだけではなくマラソンランナーにも共通して言えることになります。痛みがあってもやることが出来てしまうので、ダメージをもともと受けている部位がさらに酷使されてしまいます。プロアスリートなどのやらざるを得ない状況なら最善の方法なのかもしれませんが、長期的なプレーを考えると良い選択とは言えません。痛み止めを飲んでプレーをしている方の多くは、痛みの治療をせず、専門的な体のアドバイスを受けていないことが非常に多いです。痛みが治まらないくらいになって、ゴルフをやめてしまった方も何人も見てきました。そうならない為にも体のケアに目を向けてほしいです。

痛みを出ないスイングを発見した

野球などでも共通していることで、痛みを避けた動作を習得する人も稀にいます。自然と痛みが出ないように動きをしている人と合わせるとかなりの割合になるのではないかと考えられます。痛みを避けた動作は、もともとの痛みが無くなっても抜けないといわれています。年齢や環境にもよりますが、痛みや違和感があるうちは動作をしないことが最優先になります。

ラウンド前にぎっくり腰になったことがある

明日、今週末ラウンドなので痛みをどうにかしてほい！そのように治療に来られる方がいらっしゃいます。状態にもよりますが、運よく痛みを緩和することが出来て、ラウンドに行けたという例はありますが、その多くの人はメンテナンス不足があげられます。また、体のかたさと練習量によっても腰への負担は変わるので、一度柔軟性のチェックを受けて頂いて、客観的に自分のお体を見直してもらえるといいかと思います。

ストレッチは何をしたらいいかわからない

治療に来られる方の多くはこのことをおっしゃります。ということはストレッチをしていないかというとそうではなく、前屈や股割など王道のストレッチはやっていることが多いのですが、その人に本当に必要なストレッチかどうかという点では疑問が残ることがあります。ゴルフでは、首から股関節までの体幹部分の回旋運動が強く速く、反復的に行われるので、その動きにアクシデントが起こると、腰痛になるリスクが上がります。特に股関節が硬いのは男性が多いです。股関節に対してのストレッチを３種類ほど、動きをスムーズにするエクササイズを２種類ほど理解しておくと体の動きは徐々に良くなっていきます。ゴルフボディチェックを受けることで体の柔軟性などが把握することが出来ます。どのストレッチが自分に合うのか、わかった上でストレッチを学ぶことができます。